高齢化社会に向けた包括的な取り組み
世界的な平均寿命の延伸に伴い、あらゆる年齢において健康で質の高い生活を送ることが、根本的かつ重要な課題になりつつあります。高齢者は周囲の人々や地域コミュニティ、社会システムとのつながりを保ちながら、自立した日常生活を送ることを望んでいます。適切なアプローチとテクノロジーを組み合わせることで、多くの高齢者が自立したライフスタイルを送り続けることが可能になります。
Independent Ageingでは、この多くの高齢人口を支援し、ライフスタイルの改善や国のシステムや家族への負担を減らすことを目的とした最新のテクノロジーやコンセプトをご紹介いたします。本コンベンションの目的は、商業展示会と専門家による講演会を組み合わせることで、さまざまな分野や部門が一堂に会する場を提供し、増加の一途をたどる高齢人口を支える革新的なソリューションとテクノロジーを発表する機会を設けることにあります。
会長からのご挨拶
Independent Ageing Conventionのホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。
本コンベンションの会長および国立長寿医療研究センターの理事長を務めます荒井秀典と申します。
人口の高齢化はいまや全世界的な現象であり、多くの先進諸国では高齢人口の増加が社会に大きな影響を及ぼしています。したがって、健康寿命の延伸と高齢者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上は、多くの国において喫緊の課題となっています。健康で活動的な長寿社会を支えるには、医療業界の積極的な介入はもちろん、情報通信技術、IoT、ロボット工学、モビリティ、住宅、保険、銀行など、幅広い分野からのビジネス的視点も必要になります。また、地方自治体や中央政府との協力体制が極めて重要な役割を担うことも忘れてはなりません。
こうしたニーズを念頭に、Independent Ageing Conventionの目的は、(1)成長過程にある高齢者市場と関連産業の発展を支援、(2)業界の発展と新しい協力体制の構築、(3)高齢者市場におけるさまざまなステークホルダーや業種に向けた革新的なソリューション、製品、サービス、テクノロジーの展示、(4)来場者と出展者が交流を深める機会の提供、(5)ビジネス、消費者、医療に関するニーズを考慮した有益なプログラムの作成にあります。
平素より健康長寿社会の実現にご尽力されている数多くの関係者の皆様には、ぜひこの機会に、2023年10月13~15日に愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)にて開催のIndependent Ageing Conventionにご参加頂けますと幸いです。
高齢化社会を支える革新的なソリューションとテクノロジー
主催
後援団体
Independent Ageingは以下の公認を受けています:
対象者
経営
病院経営者、介護付き住宅やホスピスの経営者、医療関係の企業経営者
企業
保険会社、テクノロジー企業、開発者、起業家
医療
高齢者医療専門家、看護師、栄養士、セラピスト、歯科医、病院経営スタッフ
政府
政府代表者、政治家、NGO職員、都市プランナー、ソーシャルサービス
小売
製品開発、技術専門家、営業担当者、卸売業者
サービス
サービス付き高齢者向け住宅、メンテナンスサービス、デジタルバンキング・ファイナンス、人事担当者
文化
文化・社会団体、スポーツ・旅行・娯楽分野の専門家
その他
その他多種多様な関連分野の代表者や本テーマに興味のある方